図星だったのか、ショックだったのか、交際相手の手が止まり、あなたから離れた。

そして、なにか言葉を絞り出そうとしていることがわかる。

「いや、えっと・・・ごめん。そんなつもりじゃないんだけど・・・」

“けど?”

ようやくうろたえながらも話した言葉に、あなたも反応する

「会えたのが嬉しくて、また元の通りにヤったりできるかと思って・・・」

そう聞いて、あなたはわざと大げさにしかし努めて自然になるように、ため息をついた。
“私が笑顔でいれたらもう大丈夫だと思ったんだ?昨日、ここ来る前に行ったよね?どれだけもったいないことしたか教えるって(三百四十八話)”

交際相手は思案するようなしぐさを見せ、そして思い出すそぶりを見せる。

“しばらく、Hするのやめよ。もちろん、あの電話のとかまたやったらもう許さない。いいね?”

交際相手には受け入れがたい話だが、負い目がある以上承認せざるを得ない。

交際相手がうなずくと、あなたはゆっくりとした動きで交際相手の首に手を回し、そして抱き着く。

鼻が触れるような距離でさらに言葉をかける。

“あなたにお仕置きだけど、私も我慢する”

そういうと口づけをした。わざと音が鳴るように、あなたは相手の唇を吸う。

そして口を離すと、今度は耳元で”私を気持ちよくして。反省は態度で・・・”と囁いた。

あなたのペースで目まぐるしく変わる展開に、交際相手は驚きと、しかしあなたの積極的な態度に興奮を魅せる。
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付けるリードは男から。必ず使用しましょう。



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