高鳴る鼓動を抑えながらレジに向かうのであろう交際相手の姿を見ながら、あなたは別の邪なことを考える。今交際相手が購入したものは、おそらく今夜使うことになるだろう。
それをどう使うのか、おそらく交際相手にもプランはある。しかし、主導権の握り方によってはあなたの意志でそれを使うタイミングをコントロールできる。
ディルドを購入する交際相手の後姿を見ながら、プランを練り上げていた。

中身がわからないように包んでくれた紙袋を下げ、交際相手が戻ってくる。それをさらに手に持っていたトートバッグに入れる。なるほど、少し大きめのバッグだったのはこのためか、と改めて交際相手のコーディネートを理解した。

幼児が済んだのであろう、交際相手は出口のある下の階に移動しようとする。あなたは相手の腹のすそを引っ張り、さらに上に続く階段から見えるフロアを指さした。
その先は男性用アイテムの売り場だ。

間違いなく交際相手のプランには今いる階以上のプランはなかった。それでも、挙動不審になったり慌てたりするのは格好悪いと判断して、軽くうなずくと二人で上の階に移動した。

まず目に飛び込んできたのは、独特の形状と赤とシルバーのボーダー柄で有名なあの商品だった。カラーバリエーションと、新作であろう他のシリーズも、集めて展示されている。
その他にも、奥に進めばアニメ柄のパッケージの、、いわゆるオナホールと呼ばれるそれや、前立腺を刺激するための道具と思わしきものが、やはり下の階と同様に、所狭しと並べられていた。



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付けるリードは男から。必ず使用しましょう。



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