SM調教 妄想小噺-M女の覚醒-

SMにご興味がありますか?体験したいけどパートナーがいない。ここはそんなS男やM女さんが、SM体験を自分のことのように想像して楽しめる妄想小噺です。 相手を凌辱したい、従わされ自分を解放したい。そんな性癖を人知れず満足させましょう。

作者である私、『きゅう』が実体験と妄想を融合させて生まれた物語。
毎週、木・金・土に、お話更新予定です。
創作活動への反映と、あなたが人に隠し続けている本当の性癖の開放と、非日常の提供のため、M女の奴隷希望者は随時受け付けています。
ほんの少しの勇気を出してみてください。ご意見、感想をコメントにお待ちしています。
コメントは管理人許可制なので、公開されたくない方はその旨お知らせください。

第三百六十九話 心操

図星だったのか、ショックだったのか、交際相手の手が止まり、あなたから離れた。

そして、なにか言葉を絞り出そうとしていることがわかる。

「いや、えっと・・・ごめん。そんなつもりじゃないんだけど・・・」

“けど?”

ようやくうろたえながらも話した言葉に、あなたも反応する

「会えたのが嬉しくて、また元の通りにヤったりできるかと思って・・・」

そう聞いて、あなたはわざと大げさにしかし努めて自然になるように、ため息をついた。
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第二百九十三話 盗聞

お酒を飲んで気が大きくなっていたとか、頭に血が上って冷静さを欠いていたとか、そういったことは全くなかった。

ゴムを付けず挿入を試みた態度には驚いたが、同時にこれは相手の真意を探るチャンスかもしれないと思った。

今玄関の扉が開いても、かける言葉さえ間違えなければ違和感はない。

このままここに待っていれば、交際相手が不穏な動きをすることもわかるかもしれないと、邪で計算高い考えを持ったまま、あなたは玄関の横に立った。

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第二百九十二話 取繕

何も言わずただ服を身につけていくあなたに、その空気に耐え切れなくなった交際相手が口を開いた。

「怒ってる?さっきのはあやまるよ・・・」

スカートを履いたところで、あなたの手が止まる。

"あやまるから、なに?"

振り返らずに問い掛けた。

「えっ?えーと・・・だから機嫌直しt」

"機嫌直して続きしよう、って?"

「ちゃんと着けるから。」

本気で悪いと思っているトーンであることは、あなたにもわかる。

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第二百九十一話 呆気

発した言葉の重要さがわかったのか、交際相手は一瞬思案する表情を見せた後、取り繕うように笑顔を見せた。

「ごめん、つい興奮しすぎて調子乗ったみたい」

そういうとあなたから離れ、この部屋に来てダイニングに置いたままになっていた自分の鞄からゴムを取りだし、またあなたの元に戻ってきた。

こんなことは今までなかった。交際相手の突然の動きに、呆気に取られたあなたはソファーで足を広げたまま、何もできずにただそのままでいた。

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第百五十六話 熱痛

『んぎ・・・・・い、いち・・・・』

あなたは痛みに何とか耐えながら、カウントを始めた。

男は最初の一打よりも少し力を抜いた状態で、2打、3打と重ねていく。

肉が避けるような痛みを尻に感じながら、あなたはそれに耐え、歯を食いしばりながらカウントを続ける。

痛くも熱くも感じるその感覚が、何度も体を突き抜ける。

突き抜ける痛みのたびに呼吸が止まり、悲鳴を上げる。しかしそれでも数を数えるのはやめない。

『さんじゅう・・・さん・・・・』

先ほど失敗した数を超えた。

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